心地よい風が吹き、心地よい秋。おしゃれもメイクも楽しくなる季節ですが、実はこの時期、お肌は「乾燥」という大きな挑戦に挑戦しています。
夏に浴びた紫外線ダメージが残っている上に、気温と湿度が大幅に低下する秋は、肌のバリア機能が低下し、湿気を感じにくい状態。
そうなる前に、今すぐ見直したい「秋の保湿ケア」のポイントをご紹介します!

1.洗顔を見直す:潤いを逃さない洗い方
乾燥対策の第一歩は「洗いすぎない」こと。
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ぬるま湯で優しく:洗顔や入浴の際、熱いお湯(40℃以上)を使って、肌に必要な皮脂や保湿成分まで洗い流してしまいます。38℃~40℃以下のぬるま湯で、優しく洗い流しましょう。
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たっぷりの泡で摩擦レス:洗顔料はしっかりと泡立て、泡で塗り込むように洗います。 ゴシゴシこするのは厳禁! は肌のバリア機能を低下させる最大の原因です。
2. スキンケアは「水分補給+フタ」を徹底!
洗顔後や入浴後は、肌の水分が最も蒸発しやすい状態です。10分以内を目安に、すぐに保湿ケアを始めましょう。
ステップ(1) 水分をしっかり補給
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化粧水は惜しみなく:手のひら、またはコットンで、肌全体に優しくなじませます。量が少ないと、摩擦の原因にもなるため、適量を守りましょう。
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スペシャルケアをプラス:特に乾燥が気になる日や、夏のダメージが残る肌には、化粧水の前の「導入美容液(ブースター)」や、化粧水の後に「シートマスク」や「コットンパック」を取り入れて、集中的に水分を与えましょう。
ステップ(2)「フタ」で潤いを閉じ込める
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乾燥力の高いアイテムを:化粧水の後は、美容液→乳液→クリームの順で、水分と油分のバランスを整えます。 乾燥が安心の秋は、夏場に使っていたものより、保湿力の高い美容液や、こっくりとしたクリーム、オイルなどをプラスして、水分が逃げずにしっかりと「フタ」をしましょう。
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乾燥しやすい部分に重ね塗り:特に皮膚が乾燥しやすい目元には、専用のアイクリームをプラス。口元や頬など、かさつきやすい部分には乳液やクリームを重ね塗りするのがおすすめです。

3. 環境と食事からもサポート
外側からのケアだけでなく、内側と環境からのサポートも大切です。
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室内の湿度管理:加湿器や濡れタオルなどで、お部屋の湿度を**50〜60%**に厳選しましょう。空気が乾燥すると、肌からもどんどん水分が奪われてしまいます。
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栄養バランス:肌のバリア機能を守るために、皮膚や粘膜を保護するビタミンA (緑黄色野菜、卵黄など)や、肌細胞の新陳代謝をサポートするビタミンB群(納豆、レバーなど)などを意識して摂取しましょう。
秋の保湿ケアは、冬の乾燥に負けない健やかな肌を作るための準備期間です。毎日の少しの意識と、スキンケアアイテムの見直しで、急な乾燥にもゆらぎがなく、しっとりなめらかな肌で秋を楽しみましょう!